2019年01月19日一覧

記念硬貨の買取相場は暴落するか

記念硬貨の価格変化男性

値下がりが止まらない。
上がることはないのか。
海外のコインは上がっても、日本のコインは上がらない。

コインは造幣局のオリジナル。原価よりも高いという、高コストの芸術品です。鑑定では様々なことがチェックされます。

10万円の天皇陛下御在位60周年記念硬貨は値下がりしました。

Wiki造幣局

天皇陛下御在位60周年記念硬貨
・額面10万円
・発売当時の買取相場 10万円~13万円
・現在の買取相場 8万円~9万円
・将来の価格 不明

相場が値下がりしたのには理由があります。偽造品が大量に発覚したからです。元々10万円金貨は額面よりも価値が低いものでした。

20gの金貨の価格>御在位60周年金貨

10万円したものが9万円になる。これが相場の本質です。プレミアムがついて高くなるのは一部だけ。

2019年でも値上がりはしていません。

金貨は元々金の価格で決まります。記念硬貨に希少価値やプレミアム性、人気があればこれ以上の価格になります。人気がなくなり、売りに出す人が増えてくると買取相場も下がります。これは銀貨でも同じです。


記念硬貨銀貨


他の1万円金貨、5万円金貨でも買取相場は下がる傾向です。投資、資産としては他にもでてきたからです。仮想通貨やリートなど不動産、外為(FX)ほかにもあります。純粋にコレクションする人も減っているのです。

10万円の記念硬貨は確実に値下がりしました。他にも額面よりも高いものが値下がりしています。

◆奄美群島復帰50周年銀貨
額面 1000円
2016年頃の買取相場 5,000円
2018年の買取相場 3,000円
約2,000円も値下がり

記念硬貨は金貨でも銀貨でも相場が下がります。一部の金貨は、金価格が上がるので上がっています。反対に価値のないような銅貨、銀貨は値下がり傾向です。

買取相場は時価です。下がるならその前に売るのが正しいでしょう。今では額面以上の価値になっているものでも、額面以下になることもあります。千円銀貨、五百円銀貨などです。千円の記念硬貨でも買取相場は下がってきています。

販売価格よりも買取相場が下がるなら記念硬貨の買取で価格を調べてみないといけません。現在の価格はWEBサイトなどに掲載されています。

記念硬貨はまだ高いものもあります。5万円金貨、1万円金貨などです。金は元々人気で投資や資産にもなります。資源価格が上がっているので、買取相場も高い水準を維持しているのです。早めに売らなくてもいいのですが、今の価格は常に確認しておくといいでしょう。

◆価格が下がりやすいコイン

  • 100円
  • 500円
  • 1000円
  • 銅貨
  • 銀貨
  • 2000年以前の記念硬貨

値上がりを期待する人もいますが、実際に相場を見てみると下がっています。買取業者のHPなどで比較すると、銀貨は下がって金貨は同じか少し上がっています。これは金の資源価格の影響です。

古銭でも大きいものは値打ちが高いのですが、一分金のような小さい金貨は値段が下がっています。大量にあることでさらに価値が下がります。コインそのものにプレミアがつかない例はよくあります。もともと希少価値がないからです。

令和になり、昔の記念硬貨の価値も変わるでしょう。2019年に令和になったことはメモリアル。平成時代に価値が出るのか、反対に価値が下がってしまうか。市場の需給バランスしだいですが、もともと発行数が少ない種類では買取価格は下がりにくいものです。

現物資産は安定資産でもあり、お金に変えられる予備的な資産でもあります。暴落することが考えにくい。それが金貨の本当の価値なのです。


平成最後の記念硬貨天皇陛下

天皇陛下御在位30年記念は平成の最後の記念硬貨になります。メモリアルで、他のコインと比べても特別な価値が出ます。

記念硬貨の種類は500円と1万円の2種類。500円は500万枚発行されるため、一般のコレクターでも入手できます。銅のコインで販売価格も千円前後。希少価値はないため値上がりの期待はありません。

1万円は天皇陛下の専売特許と言ってもよいくらい。過去にもご即位記念、御在位10年、20年と記念の金貨が発行されました。金貨は希少価値があるため少数生産。発行枚数も数万枚とコレクターでも入手しづらいものです。

記念硬貨は値上がりを期待するものではありません。これがアンティークコインであれば、投資目的で買われて、りざやを稼ぐために売られます。取引そのものが活発で、コイン売買の専用WEBサイトもあるくらいです。

天皇陛下御在位30年記念では、数万枚発行であり、特別な値上がりできるほどの枚数ではないのです。世界に数枚、数十枚しか存在しないコインが高いことはおわかりでしょう。それがヴィンテージで歴史的にも意義のあるものだと、なお価値があがるもの。

日本の記念硬貨は発行枚数、現存数が多いために、特別に高いものが出にくいです。一部の限定ミントセット、贈呈用の記念硬貨などは高額で取引されています。セットじたいが少数しかないためです。

値上がりするものは、コレクターや投資家が買いたいと思うもの。金貨ならどんな種類でも値上がりするわけでないのです。日本の古銭、小判や江戸時代の金貨なども値下がりした例がありました。

天皇陛下御在位30年記念のコインでも、投資目的とはいいがたく、記念行事のものです。もし「値上がりする」と話題になったとしても、投資ブームが来るかです。日本では投資熱はけして高くなく、過去に騙されたと感じた人がいることもあります。

記念硬貨はそれでも額面以上の価値を持っているのです。1万円でも、製造コストはそれ以上かかっており、日本の造幣局が発行したというプレミアム性があります。